パプリカ

パプリカ

スペイン、ハンガリー、オランダをはじめとするヨーロッパでポピュラーなスパイスです。唐辛子の一種ですが、辛さの源であるカプサイシンが劣性遺伝子のため、ピーマンやシシトウと同じく、一般的な品種は辛味を持ちません(辛味を持つものもあります)。原形/ホールのまま時間をおくと茶色く変質してしまうため、基本的には早期に粉砕し、パウダーの状態でのみ流通します。
強力な赤色着色性を持つ一方で味は穏やかなので、着色目的で大量に使用しても、料理の味を壊さずに重厚なコクを与えてくれます。パプリカの色素は油溶性なので、着色目的の場合は油と一緒に使いましょう。真っ赤に色付いたスープや肉料理は、食欲を刺激してくれます。
パプリカはハンガリーの代表的なスパイスで、シチュー料理グヤーシュをはじめ、多くの料理に使用されます。一時は国をあげて栽培していたほどです。
多量のビタミンCを含み、また加熱してもビタミンCが壊れにくい特徴があります。ターメリックなども同様ですが、光源により変質しやすいので暗所に保存することを推奨します。

原産国 スペイン
別名/和名 ハンガリアンペッパー、スパニッシュペッパー、ピメントン、甘唐辛子
使用例 トマト系、肉料理、魚料理、野菜料理、煮込み系

商品検索

キーワード検索

価格帯検索
円 ~