カペ・アラミド - 最高品質ジャコウネコ（シベット）コーヒー

アラミド珈琲は、フィリピンの野生の森に生息するジャコウネコによって生み出される、世界的に大変珍しく貴重な最高級ジャコウネコ（シベット）珈琲です。クレオパトラの香水の原料ともなった魅惑的なムスクの香りをまとったシベットコーヒーは、ヨーロッパではその昔貴族しか飲むことを許されないほど貴重なものでした。こんにちでもその希少性は変わらず、普通のコーヒー豆に比べて極めて少しの量しか流通していません。
TV等メディアでも広く取り上げられている、このもっとも貴重で、もっとも高価なプレミアムコーヒーを、このたび当店スパイスラックでも"数量限定"にて取り扱うことになりました。
至高のアロマに包まれる極上のひとときを、是非この機会にお楽しみください。

希少性のひみつ

一般的に流通しているコーヒーを例に取ると、残念ながらコーヒーは、世界で最も大量の化学物質に汚染されている食品のひとつであると言えます。また、ジャコウネココーヒーとしてもっとも有名なのはインドネシアのコピ・ルアク（Kopi Luwak）ですが、その多くが檻の中に閉じ込めたジャコウネコに強制的にコーヒー豆を与えて産出する「養殖」手法で採取されています。
当店で取り扱うフィリピン産カペ・アラミドは、「NO CAGE FOR COFFEE」の精神に基づき、化学物質ゼロ、すべて野生の中から自然採取された100%天然・無添加オーガニックのコーヒー豆だけを使っています。これらはまた、自然の山奥での手作業となるため一日あたり一人約1kgしか採取することができず、全体でも年間わずか500kg（製品重量）程度の生産量しかありません。以上の理由により、カペ・アラミドは世界でもっとも希少で高価なコーヒーと呼ばれています。
ちなみに前述の養殖物のコピ・ルアクでも、日本国内のホテルで1杯5,000円で供されていることからも、その希少性と価値が計り知れます。

地球と人にやさしい、フェアトレード認証コーヒー

フェアトレードとは、直訳すれば「公平な貿易」となります。ともすれば搾取的取引につながりかねない開発途上国との貿易を、対話、透明性、敬意を基盤とし、より公平な条件下で国際貿易を行うことを目指すパートナーシップのことです。開発途上国の原料や製品を適正な価格でかつ継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指します。
当店のカペ・アラミドは正式にフェアトレード認証を受けた商品であり、購入いただくことにより、開発途上国の生産者をサポートすることにつながります。

味・香りの特徴

夜行性のジャコウネコは、完熟した甘いコーヒーチェリーを好んで食べます。コーヒーチェリーが胃の中で消化される過程で、酵素処理・減カフェイン効果とともに、最大の特徴である麝香（じゃこう）の天然アロマが加わり、独特の甘い芳香が染み付きます。
飲み味は濃厚、しかし苦味や酸味は比較的抑えられた丸い味わいです。濃厚さの中に、ダークチョコレートやへーゼルナッツの風味・甘みが感じられます。独特のアロマは非常に強く香り立ち、他のコーヒーにはない際立った個性となっています。
よくカペ・アラミドの味わいを形容して「ブラックコーヒーが飲めない人でも、ブラックでいける」と言われますが、実際に飲んでみると納得！です。大量生産品にはない、深い芳香と優しい味わいをお楽しみください！

ジャコウネコとは

ジャコウネコ（civet cat）は、大自然の中で、果物を食べ、きれいな水を飲み、コーヒーの実（コーヒーチェリー）を好んで食べる野生の夜行性小動物です。 起源が古く原始的な特徴を残した動物で、食事の際にも鼻を使い、完熟した最も甘味なコーヒーの実だけを選んで食べる優れた習性を持っています。 ジャコウネコの最大の特徴は、会陰線から放たれる麝香（じゃこう）の香りにあります。フィリピンでは20ペソ紙幣に印刷され、保護動物に指定されています。

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