ゲランドの塩/ Sel de Guerande

ゲランドの塩/ Sel de Guerande

大西洋の潮、ゲランドの大地と太陽と風

フランス・ブルターニュ地方。1000年以上の間、塩職人(パリュディエ)が守り続けてきた伝統の技、伝統の味。
ゲランド塩田はフランス北西部、ブルターニュ半島の付け根にあります。この地方は良質の粘土層に恵まれたために、9世紀以来実に1000年以上にわたって塩作りが続いてきました。潮の干満を利用して引き入れた海水を、微妙に高低差をつけた塩田でゆっくり巡回させながら太陽と風の力だけで水分を蒸発させる伝統的でオーガニックな手法で作られています。

ゲランドの塩/ Sel de Guerande

天日塩田の北限でじっくりと結晶

実はゲランド地方の気候は、決して塩を効率良く生産するのに適したものではありません。太陽の光も気温も南欧に比べ穏やか。そのため収穫は6月から9月までの3ヶ月限定です。
しかし、そこに秘密があります。適度な太陽の光と気温、風によってゆっくりと濃縮、結晶。それがミネラルをじっくり抱き込み、独特の味わいのある塩を作り出しているのです。

天日塩田の北限でじっくり結晶

食のプロがみとめる深い味わい

ゲランドの塩は、太陽と風の恵みで結晶した塩を、機械をほとんど使わず手仕事で異物の除去と乾燥のみを行い現地でパッキングしている貴重な天日海塩です。塩辛さに「とがり」が少なく味わい深いのが特徴。それでいて素材の味を引き立てるとの評価で、古くはブルボン王朝から今日にいたるまで、有名フレンチレストランを中心に食のプロに愛用されています。

ゲランドの塩

伝統の「ゲランド塩生産者組合」製

ゲランド塩生産者組合

ゲランドの塩作りは自然相手の職人作業。海水の取り込み、濃縮、結晶。気候とタイミングを見極めながら、職人が微妙な水管理をすることではじめて塩は結晶します。もちろん収穫も繊細な手仕事です。
その職人たちの中でも「ゲランド塩生産者組合」は、60年代以降、一度は大規模製塩に押されて元気を失いかけた伝統的な塩作りを再生させた立役者。直営の工場、販売会社を持ち、フェアな取引の保証、あらたな塩職人の育成、周囲の湿地帯の保護など積極的な活動を行っています。
ゲランド塩生産者組合は、「加工・調製・小分け」の各プロセスにおいて輸入・販売業者が手を加えることを一切認めておりません。エコロジカルかつトレーサビリティを重視するそのスタンスにより、フランス・ブルターニュのゲランドで生産されたままの状態でお届けします。
「食の安心・安全」におこたえできる完全オーガニックのブランド、それが「ゲランドの塩」なのです。

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