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【豆知識】スパイス貿易について

2016年9月3日 カテゴリ: タグ:

◆今日のスパイス貿易

アメリカは現在、世界で最もスパイス輸入量が多く、ドイツ・日本・フランスがそれに続いています。
最大のスパイス市場はシンガポールで、ペッパー、バニラ、シナモン、クローブ、アニス、コリアンダー、クミンなどが周辺各国から集まり、商われています。また香港も重要なスパイスの集散地で、中国のジンジャーやチリ、カシアを大量に扱っています。

1986年のスパイスの国際貿易量は35-37万トン、価格にして10億ドルほどです。日本やドイツ、サウジアラビアなどでは輸入量が増えていますが、アメリカではブラックペッパーやマスタード、ゴマといった3大貿易スパイス量が1987年から1988年にかけてやや減少の傾向をみせています。これは生産量が減少して値段が上がったことに起因しますが、オレオレジン(分離抽出された、芳香のある樹脂)などの取引はまだまだ伸び続けています。

ほとんどの輸入量で、ペッパーは昔も今も収入において飛び抜けた存在で、次に取引の多いのはパプリカやチリ、カイエンペッパーといった唐辛子類です。カルダモンは中東や北アフリカなどではフレーバーコーヒーに、スウェーデンやフィンランドではパンにと、大量に取引されています。
インドネシアではクローブの生産量が多いのですが、それをタバコにするため、国内の使用量もかなりのものです。しかし、クローブは今やほとんど各国で自給自足できる状態となり、そのため深刻な価格の下落が引き起こされて、マダガスカルやタンザニアなどの輸出国では膨大な在庫を抱え厳しい状況になっています。

カシア・シナモン・ナツメグ・メースなどは、西ヨーロッパやアメリカで目立って輸入が増えています。メキシコやブラジルもたくさんのカシアを買っていて、旧ソ連や東ヨーロッパではオールスパイスの需要が多くなっています。ジンジャーやターメリックは世界中でかなりの量が取引されていて、コリアンダーやアニス、キャラウェイ、クミンといったシード(種子)も世界中で使われていますが、量はそれほど多くありません。
アニスやスターアニス、ジュニパーなどは、ジンや蒸留酒の香り付けに酒造会社などからの需要が多く、サフラン・カルダモン・バニラは、今でも3大高価スパイスとして君臨しています。消費者が天然の香料を好むようになったためにバニラ市場は若干の値上がりを起こしていますが、合成バニリンを使った香り付けは、安価故にかなりの割合で使われています。

スパイスの国際貿易の約90%がホール(そのままの形)で取引されます。唯一パプリカだけが粉として大量に売られ、またカレーパウダーはブレンドされて取引されています。
生産国は大量のスパイスを船積みし、輸出先で小売用にパックされます。また、あるものは蒸留して精油やオレオレジン(含油樹脂)に加工されます。これらは細菌の汚染を受けずに均一の品質を保てるため扱いやすく、保存もきくので、食品加工業者には好まれ、市場が拡大してきています。濃縮されているので使用時にはアルコールやその他の溶剤で薄めたり、または食品に加える前に他の乾燥原料とブレンドして使うことができます。インドやスリランカ、インドネシアなどはかなり進んだオレオレジンの生産プラントを持っています。

◆主な輸出国

最大輸出国はなんといってもインドで、ペッパー、カルダモン、チリ、ジンジャー、ターメリック、クミンなどやその他のシード類やカレーパウダーを多量に輸出しています。そして、ペッパー、ナツメグ、メース、カシア、ジンジャー、カルダモン、バニラを産するインドネシア、ペッパー、クローブ、ジンジャーを輸出するブラジル、バニラとクローブのマダガスカル、ペッパーとジンジャーのマレーシアがこれに続きます。
スパイス輸出国の80%以上は発展途上国で、スパイスは国の重要な産業品であり、多くの農家の副収入源となっています。年間総輸出額の10億ドルという数字は全農業、漁業輸出額に比してほんの0.5%に過ぎず、砂糖やコーヒーなどの主産物に比べるとかなり低いと言えますが、スパイスの輸出収入が輸出国の安定した外貨獲得に一役かっていることは紛れもない事実なのです。

スパイスの生産国では、輸出収入の変動を防ぐために、輸入国の需要にできるだけ応え、より円滑な市場経営を行うよう努力しています。また、輸入国の厚生基準や品質規格にできるだけ適合するような形で生産高を増やす工夫にも余念がありません。ペッパーに関しては、インターナショナル・ペパー・コミュニティという活動団体が長年にわたり病虫害対策や加工、マーケティング、価格の安定化などの情報提供を行ってきました。その他のスパイスに関してはこのような国際的なサポートがなかったため、1983年に輸出国、輸入国双方によってインターナショナル・スパイス・グループが結成されました。それから現在にいたるまで、売る側と買う側の意見交換が盛んになされ、よりよい市場形成を目指して活発な活動を続けています。

(参考:山と渓谷社「スパイス完全ガイド」)

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